数万種類あるといわれる家紋の中でも、多く使われている十大家紋。その一つ【木瓜紋】について
木瓜紋(もっこうもん)は、平安時代以降の公家社会で用いられた伝統文様である有職文様(ゆうそくもんよう)といわれています。
金太郎あめのように永遠と模様が続くように瓜を輪切りにしたその断面
または子供をやどす鳥の巣を図案化したものなど子孫繁栄を祈る家紋です。
有名なのは天下人「織田信長」の織田木瓜ですね。
時代をさかのぼれば公家の名門である藤原一族の徳大寺家で使われており、有職文様の流れと推測できます。
現代と違い、医科学が未発達のため、寿命も短く成人する確率も低かった時代
子孫繁栄は家長に与えられた使命でした。
身分にかかわらず世間に浸透したのは
家紋の意味・由来だけでなく
デザイン性の素晴らしさもあったのではないでしょうか。
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