意外と少ない動物紋

植物の家紋が多いのは周知の事実ですが以外に少ないのが動物紋です。これは家紋については氏名のように過去から現在に至って、法律の縛りはほぼありません。※一部著作権で保護されている意匠はあります。
植物は繁殖力から子孫繁栄や美しさから文様として広まったことに対し、これは私見ですが食用としていたことやデザインの造形が困難であることが関係しているのではないかと思います。
家紋で動物で使用されている家紋は、長寿の縁起物である「亀＝亀甲」、鳥類は「神の遣い」であるなどです。これは空を飛べない人間にとって鳥には畏敬の念があるのではないかと思います。

サッカー日本代表のエンブレム神の遣い「八咫烏」

日本の十大家紋の一つ鷹の羽紋

掛け合わせた違い鷹の羽が特に多いですね。

雁金紋

群れて飛ぶ美しさなどから武家に好まれた家紋です。

群れて飛ぶ美しさなどから武家に好まれた家紋です。

揚羽蝶紋

平氏の一門が好んでつかったと言われます。
平安時代から受け継がれる優雅で可憐な家紋です。

兎紋

はかわいい家紋ですが実が武将も好んで使っていたそうです。
兎は日本では月と縁深く十五夜に餅をつくと子宝に恵めれるといわれ
子孫繁栄の象徴とされていたそうです。